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2018年11月21日|腰痛改善

ギックリ腰その時どうする??

気が付けば治療業界に入って19年目に入ってしまいました。
これまで、1万回以上のぎっくり腰の施術に立ち会ってきました。
その経験から、お伝えする『ギックリ腰』ガイドライン的なのをまとめてみました。
ギックリ腰発生から72時間がポイント!
この段階で間違った処置をすると、痛みが強まります。やっかいな慢性痛に移行しちゃう場合もあります。

 

参考までにご一読ください!
☆早めに、信頼できる医療機関を受診しましょう!!

 

 

 

ポイント

①ギックリ腰、これはやっちゃダメ!
②ギックリ腰 まず、やるべきこと!
③こんな場合は、即、医療機関へ
④ギックリ腰、ちょっぴり人生を振り返ろう。
①ギックリ腰、これはやっちゃダメ!
要注意!ギックリ腰と長年の慢性腰痛、ケアが全く違ってきます。
≪ギックリ腰・禁止3原則≫
1.揉んじゃダメ!(腰マッサージはNG)
2.温めちゃダメ!
3.伸ばしちゃダメ!
一言にギックリ腰といっても、原因は、様々です。
原因は色々ですが、炎症が発生していることは、全てケースにも共通します。
基本、炎症を強めることは、すべて禁止。
上記の①~③は、どれも血行を良くして炎症を強める可能性が高いものです。
では、順に説明します。
1.揉んじゃダメ!
慢性的な腰の張り感ぐらいであれば、マッサージで楽になる場合もあります。
でも、ギックリ腰は別。
『マッサージしてもらったら悪化した。』『もまれたら、立てなくなった。』
意外とたくさん耳にします。
最近、リラクゼーション屋さんも多いですからね。
疲労回復には、アリですが、ギックリ腰は止めましょう。
ギックリ腰では、筋肉、椎間板、関節に炎症が発生してます。
上からグイグイ押せば、とうぜん炎症が⤴⤴
まさに、自殺行為。
絶対、揉んじゃダメです。
2.温めちゃダメ!
おふろで温まる⇒血流が良くなる
慢性腰痛には、とても良いことです。腰痛だけじゃなくて、健康法としてもグッド!
湯治は、慢性腰痛には素晴らしい効果があります。
しかし、これまた、ギックリ腰には別です。
急性期(48~72時間)の温熱刺激は、痛みを強める可能性があります。
これは、恥ずかしながら、20代のころ、私も経験しました。
朝から腰の痛みがあり、知り合いにハリをうってもらいました。
ハリは、鍼灸科の学生ですから慣れています。
問題は、ガンガンに当てた遠赤外線。
がっつり温めたら、ドーンと痛みが増しました。
歩くのがつらかった…
ギックリ腰になったら、患部をさわってみましょう。
痛む場所が、他と比べて、熱があれば、温め厳禁
逆に、氷でアイシングをした方が楽になります。
☆アイシング
氷を氷のう(ビニールでも可)に入れます。
表面を水で濡らし、水は捨てます。
口をしばり、患部に当てます。(8分)
※保冷剤は、凍傷になりやすいので
もしお風呂で温めて腰痛が強まったら、アイシングしましょう。
※楽な姿勢でアイシングしましょう!
3.のばしちゃダメ!
慢性腰痛に、ストレッチは欠かせません。
しかし、ギックリ腰では、リスク高し。安易なストレッチは危険です。
ギックリ腰にはいくつか原因があります。大きく分けると、椎間板、筋・筋膜、関節。一つもしくは複数重なって、ぎっくり腰が発しします。
※内臓からくる急性腰痛もないわけじゃないです。
それぞれ絶対に止めるべき禁忌動作があります。
例えば、椎間板に原因がある場合
危険動作は、前かがみです。
前かがみ姿勢をとることで、椎間板にかかる圧力が増します。
つまり、ヘルニアが悪化する動作です。
腰痛ストレッチで代表的なモモ裏のストレッチ
しかし、身体を前に倒した途端、更なる激痛が・・・
悪夢です。
※ギックリ腰で、前屈ストレッチは
ヘルニアの場合は、マッケンジー体操という後屈体操を行い、関節由来のぎっくり腰は、後屈は
こんな感じで、ギックリ腰の原因により、禁忌動作が変わります。
まず、整形外科、信頼できる接骨院で、診てもらってください。
適切なストレッチを適切な時期に実施しましょう。
②ギックリ腰 まず、やるべきこと!
1.ずばり、腰を安定させます。
過剰な腰の動きを抑える!
その為に、コルセットを着用します。
コルセットは大きく分けて2種類あります。
A.腰椎用コルセット
B.仙腸関節用コルセット
A.腰椎用コルセットは、前側がオヘソの下際になるよう巻きます。
両側のベルトを同じ強さでひっぱて巻きます。
B.仙腸関節用コルセットは、Aより下に巻きます。
骨盤をグッと締めるように巻きます。
Aが一般的です。
Bは、仙腸関節の不安定性がある場合有効です。
選択は、医療機関の指示に従うのが良いでしょう。
但し、コルセットで痛みが増す場合は、中止しましょう。
☆コルセットの弊害
四六時中、コルセットをつけるのは
コルセットと同様の役割を持つ、深部腹筋が弱化します。
炎症期やシンドイ作業の時にえらんで着用しましょう。
2.寝返り、立ち上がりはコマメに!
ず~っと寝っぱなし。
ず~っと座りっぱなし。
一見楽ですが、ともにアウトです。
動きが少ないと、関節が固まり、逆に痛みが増します。
結果的に治りが遅れます。
寝ている時は、痛くても、コマメに寝返る。
座っている時は、痛くても、立ち上がる。
できるだけ、コマメにやってみて下さい。
③こんな場合は、即医療機関へ
1.夜寝てて、ズキズキ痛い。
動作、姿勢に関わらず、強い腰痛がある場合、要注意です。
本来通常のギックリ腰では基本的に寝ていれば、筋肉、関節に、強いストレスはかかりません。
この場合
⑴ヘルニア急性期
⑵骨折
⑶内臓疾患
などが考えられます。
⑴⑵は通常、外傷です。
重いものを持ち上げた、転んだ、事故などはっきりと原因がある場合がほとんど。
何も思い当たることがなく、寝ててズキズキ痛む場合は要注意。
すぐに病院を受診しましょう。
既往疾患がある方は、かかりつけの病院へ。
ない方は、整形外科を受診してください。
2.60代以降女性で強い腰痛がある!
60代以降の女性は、骨そしょう症に要注意。
骨粗鬆症が進むと、普段の生活で骨を傷める場合があります。
圧迫骨折と呼ばれます。
圧迫骨折では、早期に腰を固定し、骨を回復させることが大切!
発見が遅れて、コルセットで固定できないと、骨が変形してしまうリスクがあります。
圧迫骨折は多くの場合、レントゲンで分かりますので、整形外科を受診しましょう。
※注意
骨折直後は、レントゲンで写りにくい場合があります。
2、3日経過後にレントゲンをとりましょう!
※60代以降女性は、要注意です。
3.ギックリ腰、ちょっぴり人生を振り返ろう!
ギックリ腰には、引き金となる動作があります。
・前かがみになった。
・重いものを持ち上げた。
・子供をダッコした。
こんな動作です。
しかし、少し考えてみて下さい。
『本当に、それだけが原因?』
身体が良いバランスであれば、ギックリ腰は起こりません。
たとえ、お米を持ち上げても、お孫さんをダッコしてもぎっくり腰にはならない。
身体が固くなってませんか?
運動不足じゃないですか?
ストレスがたまってないですか?
睡眠時間はとれてますか?
こんな生活の偏りがぎっくり腰の本当の原因。
自分の生活を振り返る!
思い当たるストレスがあれば、直せるところからはじめましょう!
ギックリ腰は、身体からのシグナルです。
『これ以上無理しちゃダメだよ~』
身体が、あなたに伝えてます。是非、身体の声に耳をかたむけましょう!
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